ツボで冷え性対策
ツボとは、体の特定の部分に刺激を与えることで体調の調整や症状の緩和を促す方法のことです。
正式名称を『経穴』と言い、人間の体には350以上のツボが存在しています。
もとは中医学に由来する概念で、ツボは気と血のエネルギーの通り道とされており、ツボを刺激することで自律神経のはたらきや血液の流れを促すことができます。
冷え性の主な原因は自律神経の乱れと血行不良にあるため、ツボ押しは自宅でできる手軽な冷え性対策として注目を集めています。
冷え性に効くツボ
体にはいろいろなツボがありますが、ここでは冷え性に特に効く3つのツボを紹介します。
三陰交(さんいんこう)
冷え性や生理不順など、女性特有の症状に効くツボです。
場所は足の内くるぶしの頂点から指3~4本分上に上ったところにあります。
三陰交を刺激するときは、まず親指をツボに当て、残りの指ですねをつかんで安定させます。
その後、親指でツボを深いところまでゆっくり5秒ほど押し込み、離します。
湧泉(ゆうせん)
足の冷え性やむくみによく効くツボです。
場所は足の裏の土踏まずからやや指よりのところにあり、指を曲げるとくぼみになります。
湧泉の押し方は、親指をツボにあて、少々痛みを感じるまで押し続けるだけです。
気端(きたん)
足のつま先の冷え性を解消するツボです。
場所はすべての足指の先端となり、両足合わせると全部で10個存在します。
ツボ押しの方法としては、親指と人差し指で足指の先をつまみ、揉み込むように刺激します。
足の指の間は気が滞りやすいので、少し痛みを感じるくらい刺激するとよいでしょう。
ツボ押しの注意点
ツボ押しは場所と押し方を覚えればいつでも気軽に行うことができますが、始める前に、いくつか注意点があります。
まず、食後1時間はツボ押ししないこと。食後は消化・吸収のために胃に血液が集まっているため、ツボ押しすると血液が分散してしまい、消化が悪くなるおそれがあります。
また、入浴中やアルコールを摂取した後のツボ押しも避けた方がよいでしょう。
入浴中やアルコール摂取後はいつもより血液の循環率が良くなっているため、さらにツボ押しをすると心臓や体に負担をかけるおそれがあります。
特に飲酒後は、血流の増加にともなってアルコールのまわりが早くなる可能性があるので注意が必要です。



