冷え性で起こる血液・血管疾患
体内には大小さまざまな血管が走っており、心臓から送り出される血液が体内を巡って各器官に酸素や栄養素を供給しています。
健康な状態の場合、血管は弾力に富んでおり、血液も順調にサラサラと流れていきます。
しかし、冷え性によって血管が収縮すると、血液の流れが滞り、血行不良に陥ります。
血行不良が長期間続くと、サラサラだった血液がドロドロになり、血管の内壁を傷つけるようになります。
血管が傷つくと、血小板が凝固し、傷をふさいで出血を止めてくれます。これを血栓と言います。
血栓は傷が治癒すると自然に溶解して消滅しますが、加齢などによって血栓を溶解する力が衰えると、そのまま塊となって残ってしまいます。
すると、血管が厚みを帯びて硬くなり、さらに血液の流れが悪くなって、最終的には血管がつまってしまうのです。
この症状を血栓閉塞症と言い、つまった場所によっては心筋梗塞や脳梗塞、肺梗塞など重篤な疾患を引きおこす原因となります。
冷え性は成人女性にとってはかなり一般的な症状ですが、安易に考えて放置していると、やがて命に関わる重大な病気につながる可能性があるので注意が必要です。
もし日常生活で肩こりや生理不順、めまいなどを感じ始めたら、ドロドロ血液になりかけているサインですので、食生活や生活習慣を見直してみましょう。



