冷え性に役立つ陰陽の食べ物
陰陽とは、あらゆる事物をさまざまな観点から陰と陽の2つに分類する古代中国の思想です。
主に東洋医学で取り入れられている思想で、たとえば男と女、明と暗など、すべてを一対としてとらえ、互いに補い合うものと考えられています。
食べ物にも体を冷やす『陰性食品』と体を温める『陽性食品』があり、体の調子や症状に合わせて食べるのが理想とされています。
ちなみに、陰と陽の間にはバランスの良い『中庸食品』も存在します。
冷え性に効く食べ物
冷え性の改善には、体を温める陽性食品と、栄養を補う中庸食品の摂取がおすすめです。
陽性食品
体の冷えを解消するには、体を温める陽性食品を積極的に取り入れる必要があります。
陽性食品の代表としては、温熱効果に優れたしょうがやねぎ、にんにくなどが挙げられます。
また、温熱効果とともに血液をサラサラにする作用があるものとしては、こんにゃくやごぼう、人参、山芋などの根菜類や、みそや醤油、梅干しなど塩分の高い加工品が挙げられます。
ちなみに、冷え性とともに貧血にも悩まされている方は、豚肉や鶏肉などの肉類やチーズなどの乳製品のほか、貝類や赤身の魚などの酸性食品を食べると効果的です。
ただ、塩分の高い加工品や酸性食品は食べ過ぎると体に害となる場合があるので、適量を心がけるようにしましょう。
中庸食品
陽性でも陰性でもない中間に位置する食品のことです。
そのため、毎日の食事の主食に向いており、エネルギーの補給に役立ちます。
中庸食品には、玄米やむぎ、きび、ひえ、あわなど、精白度の低い穀物が挙げられます。
ちなみに、玄米やむぎはなるべく精白せず、胚の部分も食べるようにすると、現代人に不足しがちな微量ミネラルも補うことができます。
冷え性改善のレシピ
冷え性の改善には、陽性食品や中庸食品を取り入れた温かい料理がぴったりです。
特に夏場は暑いからといって冷たい料理が並びがちですが、体を内部から冷やすと冷え性の悪化につながりますので要注意です。
ここでは陽性食品や中庸食品を使った冷え性改善レシピをいくつか紹介します。
根菜スープ
大根や人参、ごぼう、ねぎなど、お好みの根菜類を使った野菜スープです。
作り方はとても簡単。根菜類と豚肉・鶏肉などの肉類を一緒に鍋に入れて煮込み、お好みで味付けするだけです。
最もシンプルなのはコンソメ味ですが、カレー味やクリーム味、トマト味にしてもおいしくいただけます。
また、しょうがをアクセントとして入れると、温熱効果を温めることができます。
玄米粥
玄米は胃腸にやさしいおかゆとして食べるのがおすすめです。
作り方は、まず土鍋に玄米ごはん1合と、ごはん量の2~3倍程度の水を加えます。
フタをして火にかけ、煮立ったら弱火西、約15分ほど煮込みます。
とろみがついたら木じゃくしで混ぜながら、さらに2~3分煮込んでできあがりです。
ごま塩やたくあんなどの漬け物と一緒に、よくかんで食べましょう。



